3月22日(月)

やはり丁寧さを欠くと,脳は途端に動かなくなってしまうようだ。手早く書いた方が脳が動くのかなと思って,今日は朝からチャッチャと手書きすることを意識したが,全く脳が働いてくれなかった。もしかしたら午前中は閑職に追いやられてしまっていたというのも何か影響しているのかもしれないが。今日は周囲がガヤガヤしているということもあって,なかなか集中できず仕舞いで,特に生産的なことを成し遂げられていないということが何よりも残念である。とりあえず明日で来年の人事の陣容が何となくわかるということで,明日も朝からソワソワするだろうことは間違いなく,とはいえそんななかでも部活動関連で必ず処理しておかなければならない業務はあるので,朝に落ち着いて書字でもして,タスクを確認しておこう。

今日なんかは成績や進級に関する会議があったが,こういうのに出席する度に,起立性調節障害というものがどうにかならんのかという想いになる。私自身も朝がかなり弱いタイプなので,少し前までは遅刻せずに出勤するということが本当に精神的に消耗する行為で,起き上がることが本当にツラかった。だから,こうした起立性調節障害で学校になかなか登校できないという心情がよく分かるのだが,悲しいのがこれに対して有効な解決策が未だ学校現場では見いだされていないということだ。自分の体感だが,自分が学生の時よりもそういう生徒は増加しており,これへの対処を見つけられなければ,不幸な人間が増えていくのみだ。自律神経が何かしらうまくいっていないのだろうが,その自律神経がうまくいっていないのも,これが遺伝的なものなのか,環境的なものなのか,ストレスに起因するものなのか,何か原因が一つでも分かれば色々と試せることもあるのだろうが,そういうわけでもない。だから,起立性調節障害の生徒はただただ自責の念を抱えながら登校できず,そして学習成績も振るわず,不幸なスパイラルに陥ってしまう。根性でどうにかなるのなら私もハッパぐらいかけるが,そうではないからこそ,むしろ根性でどうにかしようとすればするほど自責感を増長させてしまうので,私にはどうすることもできない。本当にお医者さんに行ってもらうしか私にアドバイスできることはない。

そういえば今日で私が担当する生徒の大学入試が終わった。色々と反省すべき点だらけで,来年度からに活かしたいとは考えているが,そもそもまだ来年度がどうなるのかがわからない。早く分かった上で準備を進めたいのだが。。。